今年はまだ一度しか釣りにも行かず、春はまだかいなと思ってるうちに
いつの間にか春を通り越して夏である。

というか梅雨入りしそう。

先日久々に久留米に行った。
仕事でではあるけど、実家の小郡を通り越して久留米まで行ったのは久々で
現地では知り合いの美容師の人々と会い、帰りにみんなで飯を食べ、久留米満喫。
(雨の降る中、無理やりビアガーデン)

最近久々にトイカメラで撮影している。
全然触ってなかったのだけど、たまたまトイカメラでも撮って欲しいという方がいて
久々に触っているせいか、結構楽しい。
この風景をこのカメラで撮ると…うーん 普通だな!とか
良い感じになるかもしれん…などと考えつつシャッターをパチリと押す。
デジカメだとこの考えが思い通りだが、トイカメラだとこれが見事に裏切られる。
あの写真はきっと良い感じろうと、現像から上がってきた写真を見ると
からっきしだったり、適当に撮ったものが意外によかったり
トイカメラを触っているせいか、良く空を見るようになった。
この時期特有のものなのか、夕方から夜に変わる手前の空の色が綺麗だ。
昼の空の色と夜の藍色が混ざり合うほんの一瞬の時間。
ちょっと前に買った本

正しい日本語…みたいなものかと手にとってみると目次には
・春の戸 ・雪間 ・青き踏む ・木の芽時
あっ、そっちね。
たまにではあるけど、こうやってブログも書いてるし…ということで購入。
中でも気に入った言葉。というか、実はこの言葉を見て購入したようなもの。
「小糠雨」
読めますか? 説明できますか? 読めませんね。 残念です。
読みは「こぬかあめ」
説明では:音もなく降る細かな雨粒。
雨粒が米糠の粒子のように細かい雨。
普段は雨の状態の表すのに
「どしゃ降り」だとか「小雨」とか「ぱらぱら」くらいしか表現できなかったのに
もう一つ表現が加わった事になる。
上記のような時に人に天気を聞かれたら是非さらりと言いたいね。
(´_ゝ`)「コヌカ雨やね。。」と
こういう言葉って多分、四季があるから出来た言葉で、その情景を
見事に捉えていて素晴らしいと思う。
恥ずかしいことに今まで知らなかった言葉がたくさんあり、
適当に雰囲気で使ってた言葉の意味を知り、その言葉と心象風景と重ねる。
その多くが不思議と子供の頃に見た風景と重なる。
季節は梅雨で梅雨特有の湿り気、湿度が混じった道の匂いとか
ほんとに何も考えない時間、修理に出したほうが早いバイクを自分で考えて修理する時間
何かそういうものが実は大切なんだなと感じる。
昔ある人が言った。
「ストレートに生きんとダメよ」
今でも僕はそれが一番難しいと思ってはいるけれど
僕の好きな詩である「一個の人間」:武者小路実篤に通じるところがあり、覚えている。
綺麗なものは綺麗だし、悲しいときは悲しいし、楽しいときは楽しい。
好きなもんは好きだし、ムカツクやつはぶっとばしたい。
そういうのを思い出した6月初のブログ。